新しくなったログインアカウント管理機能のご紹介(2)

新しくなったログインアカウントのご紹介の続きです。

設定画面は、「管理画面」 > 「設定」 > 「ログインアカウント」にあります。

一般ユーザーに限り、操作できる情報種別とグループが制限できます。
一般ユーザーでログインアカウントを作成した直後は、「操作可能情報種別」と「操作可能なグループ」供に「すべて」になっています。

これを「限定する」にすると、情報種別とグループが展開されます。この中から、設定しているログインユーザーが操作してもよい、情報種別やグループを選択します。

代表的な利用例を2種類ご紹介します。

利用例1:発信時の情報種別とグループを制限する

アカウントごとで発信時に操作できる情報種別とグループを制限する場合です。
以下のように、情報種別は発信種別が定義されており、グループはそれぞれの配信先グループが存在するとします。

情報種別:
– 子育て支援情報
– 高齢者支援情報
– 観光情報
– 議会情報

グループ:
– 住民
– 職員

アカウントは、管理アカウント以外に、福祉課、介護支援課、商工観光課、議会事務局を作成したとします。

福祉課は、子育て支援情報しか配信しないので「操作可能情報種別」を「限定する」にして、子育て支援情報の情報種別をチェックします。同様に「操作可能グループ」を「限定する」にして、住民グループをチェックします。これで、操作できる情報種別とグループを限定することで誤った情報配信を防げます。

このような使い方をする場合は、「権限」の「発信の実行を許可する」にチェックを入れてください。

利用例2:編集可能な連絡先を制限する

もうひとつの利用ケースです。配信は管理者が行うが、連絡先の管理をそれぞれ課室で管理する場合です。情報種別とグループは、以下のように設定されていたとします。

情報種別:
– 配信

グループ:
– 福祉課
– 介護支援課
– 商工観光課
– 議会事務局

アカウントは、福祉課、介護支援課、商工観光課、議会事務局を作成します。

たとえば、福祉課のアカウントは福祉課グループしか編集できないように「操作可能グループ」を「限定する」にして、福祉課のグループをチェックします。この時に「権限」の「連絡先の編集を許可する」にチェックを入れるようにしてください。

※※※

利用ケースは他にも考えられますが、従来のSpeeCAN RAIDENよりもログインアカウントを柔軟に管理して頂けるようになりました。いくつかのユーザーでお使い頂いている場合は、活用をご検討ください。

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