J-ALERT連携について

J-ALERT受信機からSpeeCAN RAIDENへの連携を行う際の手順をご説明します。
一項目目の「J-ALERT受信機からメール送信が可能か確認」は早めのご確認をお願いします。

1. J-ALERT受信機からメール送信が可能か確認

SpeeCAN RAIDENはJ-ALERT受信機のメール通知機能を利用して連携します。
J-ALERT受信機からインターネットへメール送信可能な必要がありますので、以下の手順でメール送信可能かの確認をお願いします。

  1. J-ALERT受信機へログインし、「外部インタフェース設定」の「基本設定」の「メール送信インタフェース」へSMTPサーバが設定されているかを確認してください。設定されていない場合は、庁舎内のメールサーバーを設定して下さい。
  2. 「外部インタフェース設定」の「動作ルール設定」の試験用ルールへメール送信の動作設定を行い、インターネット上のメールアドレスに試験発信をして下さい。
    ※自治体のメールアドレスへの送信はインターネットを経由しない可能性があるので、すぐに確認できる携帯電話のメールアドレスなどが望ましいです。
  3. 設定したメールアドレスでメールを受信出来たら確認完了です。次項へ進んでください。

受信できない場合は情報システム管理部門へ確認をしてください。
例えば、セキュリティポリシーによりインターネットにメールが送信できない場合や、ネットワークがインターネットとはまったく接続されていない場合は、J-ALERT連携機能はご利用になれません。
必要であれば、メールサーバーやルーター、ファイアウォールの設定を変更して下さい。

2. 連携項目の検討

J-ALERT受信機では、国民保護情報、緊急地震速報、地震情報、津波情報、火山情報などの情報を受信します。
別途お送りする設定表をご確認いただき、どの項目を連携するか設定表へ記入をして弊社担当者へご返送ください。

3. J-ALERT受信機への設定追加

J-ALERT受信機からのメール送信が可能な事と、連携項目が決定したら、別途お送りする設定表に記載する「連携送信先メールアドレス」と「メール件名」をJ-ALERT受信機へ設定ください。
「差出人アドレス」は任意に指定していただけます。設定したアドレスは弊社担当者へご連絡ください。

  • 電子メールの送信件名に関して
    SpeeCAN RAIDENには、J-ALERT連携用メッセージが事前登録されています。その件名の末尾には、四桁の数字が付加されています。これも部外者からのいたずら送信の予防策です。メール送信の設定を行う際には、メールの件名にこの数字を付けて頂くようお願いします。
  • 複数メールアドレス登録のお願い
    J-ALERT受信機からの電子メールが、何らかの原因で、弊社に到達しない可能性に備える為に、J-ALERT受信機には、弊社よりご連絡したメールアドレスだけではなく、ご担当者様か担当課を代表するメールアドレスも一緒に登録し、複数箇所で電子メールが受信できる準備をして頂くようお願いします。

4. 連携試験の実施と連携有効化

連携試験はすべての連携するルールをテスト実行していただきます。
弊社担当者と日程の調整をしてください。
試験が完了したら、連携開始可能です。開始日の指定がある場合は弊社担当者へお伝えください。

5. 消防庁への報告

J-ALERT受信機の設定変更を行った際は、その旨を消防庁へ報告する必要があります。この報告業務は、御市で行って頂くことになりますので、よろしくお願いします。

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